仕事についてー伝説の外資トップが説く働き方の教科書


■ビジネスパーソンのVSOP

・オールドになるな、マチュアになれ。歳をとるではなく成熟する。

・20代は「V(Vitality)」-活力

・30代は「S (Specialty)」-専門性

①    一点深堀型(スペシャリスト)

②    幅広浅堀型(ゼネラリスト)

③    幅広一点深堀型(プロフェッショナル)

④    幅広二点深堀型(経営者)

・40代は「O (Originality)」-独自性

・50代は「P (Personality)」-人間力

 

■ジンザイの4分類

・人財…仕事が非常によくできる上に人から信頼・尊敬され、仕事に対するやる気の高い人。

・人材…「やる気はあるがスキルはない」という人。

・人在…「仕事はできるが、率先して手をあげて行動しない、提案しない」という人。

・人罪…「仕事がさっぱりできない上に、人間的にも信用も尊敬もされていない。その上やる気もない」人。

 

■可処分時間をどう使うか

・ビジネスのビジネスはビジネスである。(ミルトン・フリードマン)

・「ビジネスの目的は結果を出すことである」。そして結果を出すために重要なのが「時間との付き合い方」です。

・時間の三大特徴

①    平等性…富める人も貧しい人も、男も女も、国籍の違いも関係なく時間は平等。

②    不可逆性…一旦裕美から放たれた矢のように時間は二度と戻ってこない。

③    マネジメント可能性…時間とはマネジメント可能なもの。

・24時間-睡眠時間-ルーティン固定時間=一日の可処分時間

・一利を興すは一害をのぞくにしかず、一事を生かすは一事を減らすにしかず(耶律楚材)

 

■「優先順位」が決め手

・「忙しい」という人は時間の使い方が下手

・「重要度×緊急度マトリックス」で仕事を優先づける

・一年を二〇日で暮らすイイ男-一日一時間の積み重ね

 

■「効果×効率=生産性」の原則

・可処分時間の最大活用は「集中力」と「持続力」の二本柱で

・効果×効率=生産性。効果と効率を両方高めることが生産性を最大化する方法。

・自分のベストタイムゾーンを見つけそこに集中する。

 

■「忘れる」のも能力のうち

・Stop Worrying Start Thinking 杞憂に時間をかけるのを極力避け、思考に時間を割く。徹底的に考えることが重要だが、考え抜いたら後はどれだけ時間を費やしても効果が薄れてくるもの。これを「限界思考逓減の法則」と呼ぶ。

・人は忘れるから生きられる。「覚えていてプラスになるか」がポイント。

 

 

■まとめ

最近上司からもよくこの言葉が出てきますが、まだまだ自分に足りていない部分だと反省しています。

もっとも重要なことはタイムマネジメント。時間はどんな人間にも平等に与えられているけれども、一度使った時間は戻ってはこない。しかし時間は管理することが可能だということを自覚していかにして自分の「可処分時間」を増やすかということがポイントです。睡眠時間を削らずして、ルーティンの固定時間の中から不要なものを削り落して可処分時間をいかにつくるかというのが自分の中でも大きな課題になっています。集中力と持続力を持って「緊急ではないが重要なこと」に優先的に投資をする時間を創ることが本当に重要だと思います。一度自分の残りの人生の可処分時間をざっくりと計算してみることも必要ですね。。。

 

投稿者: Masahiro Ito

サーフィンとマラソンをこよなく愛する自称ソーシャルサラリーマン。 自分自身がメディアとして発信できる新しい時代の波に乗るために奔走中。 伊藤人語では、読書初心者の方にポイントを紹介。 僕が薦める本に興味を持ってもらえればこれ幸いでございます。

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