一日のたいせつさに気づく
・最も大事なのは「一日の質を高める」ということ。同じ24時間の間に、目標の達成に向かってどれだけ前進できるかという勝負。
・「やりたいこと、やりたくないこと」でなく、「目的・目標を達成するために役立つかどうか」という視点で見ること。
誰よりも早くスタートを切る
・「結果=選択の正しさ×行動の早さ×行動の量×行動の質」。
・目標を達成できる行動力を磨くには、「行動の早さ」と「行動の量」を向上させることが早道である。
・一生モノの行動力を身につけたければ、今、この瞬間からスタートを切る、と心に決める。
明日の準備を夜のうちに済ませておく
・1日の質を決定するのは朝。朝の30分、1時間は本当に重要。ここを上手に使うことができるかどうかで、ものすごく大きな差が生じる。
・まず1日の始まりに、自分の目的・目標を確認する。書き出した目的・目標を声に出すことで達成に向かう自己暗示の力がより強くなる。
・次に「今日やるべきこと」をリストアップする。それに優先順位をつけて、いつ、どの程度の時間をかければ出来るのかを考えてスケジューリングする。
・「決めたとおりにやれた」という自信が形成されると、物事に対する決断が早くなる。というのは、判断基準が「できる・できない」から「やる・やらない」に変わるからである。
手帳を活用し今日一日のプランニングをする
・「今日」という日は、目標達成の最小単位。
・「計画に1時間かければ、それを実行するために要する時間を4時間短縮できる」(ロバート・ドーニー)
・仕事において生産性の低い人は、たいてい、今すぐにやらなくてもいいことや無意味なことに生を出している。
・その日の終わりには「一日の棚卸し」をする。何がうまく出来たか?もっとうまくできる方法はなかったか?この二つを自らに問いかけ、反省し、明日に役立てる。
・できなくても、めげない。感情にフォーカスせず、思考と行為をコントロールする。
やるべきことから逃げず自らの役割をまっとうする
・「Wantsやりたいこと」「Canできること」「Mustやるべきこと」の3つの輪があるとイメージする。この3つの輪の重なっている部分が大きいほどコントロール力が増大する。
・目の前のやるべきことから逃げずに、ひたむきに取り組んでいるうちに、自分が本当にやるべきこと(=やりたいこと)がわかってくる。
・人は自らの役割を明確にすればするほど、ストレスから解放される。なぜなら、周囲と自分との関係性がはっきりして、責任の範囲を線引きできるようになるからである。
「めんどうくさい」はこうやって乗り越える
・苦痛感情を乗り越えるポイントは、「自分が変わることで得られるメリット」を正しく認識すること。
・意思は弱い。願望は強い。人は意思の力で変わることはできない。願望の力で変わるのである。
まとめ
一日の濃度を高める。
20歳のときの1年は1/20、40歳の1年は1/40、60歳の1年は1/60。
人生のほほんと過ごせば、年を経るごとに一年、そして一日一日の濃度は薄まり、あっという間に時間が過ぎていきます。
年を重ねるごとに、「一日の質を高める」ということの重要性を感じるようになってきています。
時間は待ってくれません。
人生のゴール、ビジョンを設定し、そこから逆算した目標を立てる。
そして、それに沿った行動をしているのかどうか。
これを常に自問自答することが大切ですね。