■よい情報を素直に受け入れて実践する
・「本物」を知ると、自分の中の基準が変わる。
・人はよいものを知れば、自然と変わることが出来る。逆に言えば、よいものに出会わない限り、変わることは出来ない。
・人はネガティブな情報に引き寄せられやすい。無自覚にそういう情報にばかり接していると、自らの感情や思考もマイナスの方向に引きずられる。
・よいインプットがあったら、すぐにアウトプットに回してみる。すなわち実際の行動に活かす。
■人の力を借りれば不可能はない
・自分の人生に明確な目標を持ち、かつその達成のために最善を尽くせる人のことを「パワーパートナー」という。
・真の成功を目指すには、パワーパートナーの存在はなくてはならないもの。
・パワーパートナーグループとは、それぞれが明確な目標を持ち、共通の価値観や理念を持った二人以上の真の協力者のこと。
・「真心で接し、成功するまで最大限の協力を惜しまない」「相手の話は最後まで聞く」「相手の求めている情報を与える」「提案はしても、強制はしない」「温かい、思いやりのある態度で接する」ことを意識する。
・良好な人間関係の特徴は、「自分も勝ち、相手も勝つ」。周りの人をパワーパートナーにしていけば、自ずとそのような状態になってくる。
■目上の人たちを味方に付ける
・パワーパートナーを得るための重要なポイントは「相手の願望の世界に入る」こと。
・「この人と一緒にいると、楽しい。ワクワクする。やる気が出る」と思ってもらえる自分になれば、相手は喜んで力を貸してくれる。
・人を変えようとするのではなく、まずは自分が相手の願望の世界に入れてもらえるように努力する。
・パワーパートナーを得るには、自分も相手に貢献できる何かを持っていなければならない。例えば、相手の役に立つ能力や情報を持っている、精神的に支えられる、物理的にサポートできるといったこと。
・徹底的に相手に尽くして、信頼を得ること。とにかく相手に喜ばれることを考え、実行する。
■周りの人に貢献できることを書き出す
・まずは自分が他の人々に貢献できる“強み”を持つこと。目の前に集中し、できることを他の誰よりも一生懸命にやることが、あなたの強みを伸ばしてくれる。
・人脈を意識するにしても、やみくもに「広げる」ことに腐心するのではなく、今すでにあなたの周りにある人との絆を「強くする」ことに気持ちを向けたほうがいい。
・人を大事にする。約束を守る。相手に対して例を尽くす。まずはそうした“当たり前”をおろそかにしないこと。
■人間関係を代償に成功しても幸せにはなれない
・身近な人を幸せに出来ずに、遠くの人を幸せにできるはずがない。
・自分の理念や信条、価値観のほうが正しいとか重要だと思い込んで、相手のそれを下に見たり、否定したりすると、「共生」ではなく「競争」の原理が働く。それが摩擦を引き起こす。
・不満足な人間関係は、不幸を生み出す。
・“勝ち負けのパラダイム”を抜け出し、豊かな共生の道を歩むために、他者の理念や信条、価値観を認め、尊重することを心がける。
■他人ではなく、自分をコントロールする
・外的コントロールを使うことは、長い目で見れば、人間関係を破壊する最大の要因となる。
・他人は変えられない。自分は変えられる。選択理論心理学のたいせつな前提である。
■まとめ
あなたにパワーパートナーはいますか?
パワーパートナーは明確な目的目標を持ち、共通の価値観や理念を持った協力者。
パワーパートナーになってくださいといってなってもらえるものではありませんよね。
自分が自分の意思で変わることによって、相手の願望に入ることによってはじめてパワーパートナーを得ることができる。
つまりはコントリビューションの精神ですよね。
相手を変えようと思っても、簡単には変えることなんて出来ない。
自分自身を内面から変える努力をして、自分のどんなところが相手に役に立てるのかを考えること。
これが、成功に必須のパワーパートナーを得る大前提なんですね。
まずは身近な人間関係で成功すること。
いま家族のために、友達のために自分は何をできるのかということを自問しないといけませんね。