日常の奇跡を起こす7つの知恵-東の大富豪の教え ユダヤを超える「成功の本質」


■エクササイズを始める前の注意点

・どのような未来を選択し、実際にどのように行動するのかを、自分自身に明確にしておくことが重要なポイント。

・「運の力」に対する疑い、批判を取り除かねばならない。日常生活で誰もが響体験する、さまざまなネガティブな感情-恐れ、怒り、憤り、焦り、執着、惰性、怠慢、不注意など-は、私たちが気持よく「幸運の流れ」に乗るのを制限したり、古い自分のパターンに私たちを拘束し続ける原因となる。

・ゆっくり進む変化は、素早く訪れる変化と同様に、成功にとって価値あるものです。たとえ一日に数パーセントの変化でも、一年たてば、かなり大きな変化になる。成功者たちはそうやって時間をかけて「幸運をつかむ努力」を「実りある結果」に変化させる。

・「価値のある変化」を実感し、「不安定さ」を楽しんでして成長する。

 

■第一の知恵 幸運を見逃さない目を養う

・日常で起こる「意味のある偶然の一致」は、「洞察力」「直感」が高まっている時に発生しやすくなる。

・「洞察力」を磨くとき気をつけなければならないのは、自分が知っているいつものパターンから「結果」が分かっていると思い込んでいる時です。

・自分が望む事柄を実現する過程では「結果ではなくプロセスに焦点をあてる」ことが重要。

・「直感」は、私たちの内面に浮き上がる「答え」で「意味のある偶然の一致」はそれが外面の世界の現実なって現れた現象。

・普通の人だったら気にも留めずに受け流してしまうような、小さな物事や取るに足らない出来事があった時にも、「その時の自分」に照らし合わせてじっくり考える。

 

■第二の知恵 湧きあがった気持ちや考え、感情を肯定する

・負の連鎖を断ち切るためには「心の姿勢」を変える。「ありのままの自分を肯定する」。

・誰しも、自分が決断を下した物事を選択するときに指針となる「価値観」を持っている。この価値観が、成功を後押ししてくれるのか、逆に足を引っ張っているのかを確認するのが出発点である。

・「自分で自分自身が分かっていない=過去の古い行動パターンに縛られている」と、意義ある新しい展開を呼び込むことができない。

 

■第三の知恵 チャンスを迎え入れる生き方に変える

・頑張っていない人など実はこの世の中には一人もいない。

・その時、「別のこと」を精いっぱいしている。その時、「もっとよい選択」があることに気づいていない。

・人生のターニングポイントを知り、どんな状況で「意味のある偶然の一致」が発生しているのかというパターンを知り、これから幸運に後押ししてもらいたい計画やイベントがある時に、同じような心理状態になって学びをイメージすることで偶然の一致が起こりやすくなる。

 

■第四の知恵 「何かを期待する姿勢」を保つと「現実」になる

・幸運は、「最善を尽くして結果を待ち、あとはすべてを手放す」という心境に達している時に最大になる。

・手放すというのは実際の細かい作業や人とのやり取りを手放すのではなく、「何が何でも上手くいってほしい!」という気持ち自体を「手放して」しまうこと。

・まだ成功する保証は何もない段階で「期待と高揚感」を持って「成功を確信してしまう」力は偉大です。

・「最善を尽くして手放す」という心構えは「期待」を「現実」にする。もちろん「直感」の声に耳を傾け、自分を肯定しながら忍耐強く行動しなければならない。

 

■第五の知恵 どの方向にも飛び出せるようにしておく

・多くの人は、その生活に不平不満があったとしても、居心地の良さを理由にそこから踏み出そうとはしないのが現実。

・自分の人生の「リスク」に焦点を当てる。どこかで魅力を感じていて、同時に携わるのが怖いことはないだろうか?いつもの決まりきったやり方やパターンを覆したら、どういう気持ちになるか?

・「何かを変える」ときには波風が立つもの。しかし、正しく「リスク」をおかせているなら「意味のある偶然の一致」が必ず後押ししてくれる。

 

■第六の知恵 いつ成功してもいいように「心の準備」をする

・脳科学では、人間は経験したことがないことはイメージできないので「潜在意識」は反応しない、つまり「自分が実現できる余地はない」と脳が勝手に決め付けてしまっているのと同じことであるという。

・重要なのは、「普通の生活レベル」で生活している人には「成功への障害」となっている感情があるということ。

・成功したいと願いながらも、心の底では「変化」を望んでいない-これが私たちが「成功できない」もっとも大きな要因。

 

■第七の知恵 「努力する」のではなく「人生の流れ」に委ねる

・辛い努力を一切やめて人生の流れに乗って成功する。

・日本は「本音と建前」社会。自分が本当に良いと思うことを一旦端に追いやり、他者がよいと思うことを自分も良しとする風潮がある。

・あなたに合わない目標、やり方、タイミングで努力の方向を間違えたり、無理強いしたり、プロセス自体を楽しめない計画は、あなたが持つ貴重なエネルギーの無駄遣いになる。

・「本当の成功」とは、もっとスムーズに運ぶもの、「あなたのユニークな部分を活かして独自のパターンで成功していく」ことにある。人がやっているから私も、ではない。

 

 

■まとめ

「日常の奇跡」を起こす七つの知恵。

日常の奇跡は常にだれにでも起こりうるものであって、それを敏感に感じ取って流れに乗る人が成功する人。

だけどほとんどの人はそれを見逃しているそうです。

特に日本人はがむしゃらに努力することが美徳とされている社会なので、本当に目の前に奇跡を起こす要素があったとしても見逃しやすいのかなと思います。

過去の経験や常識についついだまされてしまい、努力の方向を間違い時間を徒労に費やすのは本当にもったいないことだと実感。

常に自分の気持ちをフラットに保ち、全体を俯瞰し、幸運に対する期待を持ち、ワクワクしながら毎日を過ごすことが幸運の流れをつかむ第一歩なのかなと思います。

 

投稿者: Masahiro Ito

サーフィンとマラソンをこよなく愛する自称ソーシャルサラリーマン。 自分自身がメディアとして発信できる新しい時代の波に乗るために奔走中。 伊藤人語では、読書初心者の方にポイントを紹介。 僕が薦める本に興味を持ってもらえればこれ幸いでございます。

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