「日本の成功法則」では成功できないー東の大富豪の教え ユダヤを超える成功の本質


■日本人が知らない「成功法則」

・華僑の教えの中でも、日本人が知らない「成功法則」がある。

 

■「日本のスタンダード」は「世界のスタンダード」ではない

・新築と中古の不動産なら、香港では中古物件の方が断然利益率がよい。

・世界では必ずしも日本のスタンダードが正しいとは言い切れない。

 

■「日本だけの成功法則」にしがみつく日本人

・日本人は大きな可能性に自分でピリオドを打ってしまう人が多い。

・「年功序列」ではある程度の成功は確保されるが、「自分を最大限に生かして」ベネフィットを得るにはほど遠い。

 

■多くの日本人が成功できない「努力の罠」

・日本人は「決断とエネルギーを注ぐべき努力の方向」を間違えやすい。

・日本人は本当に挑戦したいことをないがしろにして、本当は望んでいない事柄に、多大な時間とエネルギーを費やす傾向にある。

 

■西のユダヤ、東の華僑の秘密

・華僑の成功者の多くは、人情に厚く、目には見えないけれど、私たち誰もが日常生活で確実に経験している「感や直感といった『内面の声』を決断に生かして成功してるパターンが多い。

 

■華僑の人々が成功者を排出し続ける理由

・チャンスの広がる可能性のある場所なら国境を越えてどこへでも飛びだすという基本姿勢。

・いまあるスタンダードの型を破って、関わった人すべてがWINWINになるような新しいスタンダードを、自分たちでつくっている。

 

■この先「あなたの成功パターン」でしか生き残れない

・新しいスタンダードを独自に作り上げていかないと、チャンスが広がらないばかりか、これからの時代は『個人が自分の才能を活かしてユニークな方法』で活躍できないと、生き残ることすらできない時代になる。

・人と同じことをしていたのでは生き残れなくなる時代に、一番大切なことは「あなた自身が一つのブランドになること」なのです。

・自分の強みやユニークな持ち味を活かして『オンリーワン』になるのを目指すことが大切。

■「努力」や「才能」だけでは、決して成功できない

・ある国や地域で『常識』だったことは、別の場所では全く重要視されなくて、逆に別の考え方ややり方が高く評価されることが普通に起こる。

・全ての人に、その人が『一番自分を活かして成功できる環境やパターン』がある。

・手掛けようとしていること、そのための努力、活かそうとしてる才能に加えて『絶対にうまくいく流れ』を自ら生み出す必要がある。

・『意味のある偶然の一致』を連続して起こさせる。

 

■東の大富豪5つの共通点

・成功者は幸運をコントロールできる

①    成功には、お金の知識、経営や投資のスキルといった実践的方法だけでなく「幸運」の後押しが必須であること。それを徹底的に理解すること。

②    『幸運の示す方向』に従って変化を柔軟に受け入れること。

③    チャンスのあるところなら「幸運の示す方向」にしたがって、住んでいる国・地域を超えてどこにでも飛びこんでいくこと。

④    「人」が「幸運」を運んでくること、その「幸運」が次の「価値ある人」を運んでくること。

⑤    「幸運」の後押しで得られた「成功」(お金・地位・より価値のあるチャンス)をみんなで「分かち合う」ことが大切だということ。

 

■なぜ成功には「意味のある偶然の一致」が必要なのか

・「シンクロニシティ」いま、自分がとっている行動、手掛けている事柄、進んでいる道が正しいことを、まるで「目に見えない何か」が証明しているかのように、自分の都合のよい偶然の出来事が頻発する現象をいいます。

・「成功者」と私たちを分け隔てている「ほんのわずかな違い」とは「幸運の流れの大切さ」を知ることと、「自ら幸運をコントロールできるメンタリティを獲得すること」にある。

 

 

■まとめ

キーワードは「意味のある偶然の一致」。

日本の成功哲学と言えば、練磨の哲学ですよね。これは前回取り上げた『「超」入門失敗の本質』でも取り上げられていました。

本書ではこのような日本の成功法則では本当の意味での成功は得られないと書かれています。

 

がむしゃらに努力するのではなく、全体を俯瞰して、時に立ち止まりながら努力の方向を確認すること。そして、それを後押ししてくれる「見えない何か」の後押しを受けることだということらしいのです。

 

その「見えない何か」というのが「意味のある偶然の一致」であり「シンクロニシティ」ということです。

確かに後から考えれば、あの時、あの場所で、あの人に会わなければ。。。ということは結構ありますよね。

 

そういう「意味のある偶然の一致」に気付くこと、呼び寄せる行動を常に心がけていきたいものですね。

 

投稿者: Masahiro Ito

サーフィンとマラソンをこよなく愛する自称ソーシャルサラリーマン。 自分自身がメディアとして発信できる新しい時代の波に乗るために奔走中。 伊藤人語では、読書初心者の方にポイントを紹介。 僕が薦める本に興味を持ってもらえればこれ幸いでございます。

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