身体的な幸福とは?-幸福の習慣


○遠い将来の健康のための行動を今日から始める

・今この瞬間の良い選択は、すぐに良い結果をもたらし、良くない選択はすぐに良くない結果をもたらす。そう理解できたなら、適切な判断を長年にわたって積み重ねることができるようになる。

○食事で慢性病の遺伝子を封じ込める

・遺伝子の活動を封じ込めて慢性病に進まないようにしたり、逆に良い遺伝子の活動を刺激し増幅する、ということは不可能ではない。

○次代のために後天的遺伝に取り組む

・今のライフスタイルは自分自身の健康だけでなく、子供や孫、そしてその先に続く世代の健康にも影響を及ぼす可能性がある。

○空腹感を作り出す食材に気をつける

・日々食べているものが空腹感をつくりだしている。

・肉や乳製品など飽和脂肪分が多い食べ物は、身体にもっと脂肪分が必要だと錯覚させる。

・アボカド、ナッツ、オリーブオイルなどに含まれる不飽和脂肪は少量を摂取するだけで、脳に「もう食べなくてもいい」というシグナルを送ってくれる。

○原色に近い色の食材を選ぶ

・発色の良い野菜や果物は長時間にわたって私たちの食欲を抑制し、エネルギーレベルを高めてくれる。

○ほんの20分の運動で1日中気分がよくなる

・週に6日までは、運動する日を増やすほど元気が出て、ストレスは減り、幸福度は高まる。

・たった20分の軽い運動でも2時間~12時間に至るまで、いつもよりはるかに良い気分で過ごせる。

○「疲れ過ぎて運動なんてできない」そんな時こそ運動がベスト

・疲れを解消するためには、疲労回復の薬より運動の方がはるかに効果的である。

・もし、あなたが今日運動するなら、明日自分の体を魅力的だと感じる確率は2倍以上に高まる。

○睡眠は毎日のリセットボタン

・「身体的な幸福」においては、健康に良い食事と定期的な運動に加え、睡眠がとても大切な役割を担っている。

・夜の間の熟睡はリセットボタンのようなもので、その日のストレスを消去してくれる。

○脳は睡眠中に学習している

・人はたとえ問題や課題の存在に気づいていなくても、睡眠中の脳は勝手に課題を発見し解決方法を見つけてしまう。

・私たちが眠りに落ちてから目を覚ますまでの間、脳は昼間に得た断片的な情報を、点と点をつないでいくように意味づけをし、前日に学んだことをより深く理解できるように働く。

○毎晩7、8時間の睡眠をとる

・健康、記憶、美容、幸福度などあらゆる観点から見て、一晩で7,8時間の睡眠をとる必要がある。

○不健康の経済的不安

・アメリカでは医療費の75%は、ストレス、喫煙、運動不足、不健康な食生活といった自助努力で防ぐことができることに起因する病気に使われる。

・日々の生活習慣、ライフスタイルを変えることは、私たちの経済生活から国の経済状況までも変えていくことにつながる。

○まとめ:身体的な幸福とは?

・身体的な幸福度が高い人たちは、自分の健康を効果的に管理している。

・定期的な運動を欠かさず、その結果一日を気持ちよく過ごす。

・頭の回転をシャープに保ち、一日中高いエネルギーレベルを維持するために、健康的な食べ物を選ぶ工夫を怠らない。

・睡眠をしっかりとることで、目が覚めた時には疲れがとれて充実感に満たされ、睡眠中に前の日の学びが身について翌日をスタートする。

 

 

今自分が最も関心のある分野なのですが、今日のテーマは身体的な幸福です。とにかく健康に良いということは今すぐに始め、健康に悪いということは今すぐ捨てる勇気と行動力を持つことが大事で、それを長年積み重ねることによって自分自身だけではなく自分の影響を受ける子や孫にまでプラスの作用を及ぼすということを心に刻んでおきたいです。週のうち運動に時間をとればとるほど充実感が出てくるというのはものすごく共感できます。疲れている時こそ運動することで、疲労回復の薬を飲むよりも効果があるというのは納得です。食事にしても、睡眠にしてもより習慣をどんどんと生活の中に取り入れていきたいものですね。

投稿者: Masahiro Ito

サーフィンとマラソンをこよなく愛する自称ソーシャルサラリーマン。 自分自身がメディアとして発信できる新しい時代の波に乗るために奔走中。 伊藤人語では、読書初心者の方にポイントを紹介。 僕が薦める本に興味を持ってもらえればこれ幸いでございます。

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