受け入れる-ハーバードの人生を変える授業


●受け入れる

・受容の精神は万能の薬ではない

・全てを完全に受け入れることができる、そして完全に平穏な境地に至ることができるというのは幻想である。

・自分を受け入れられないこと自体を受け入れる。

●偉業を観察する

・科学者たちの偉業は自分たちにも達成可能なものであると評価する。

・全ての成功にはそこに至る過程がある。

・彼らは本当に苦労しているし、自分たちもそこまでやれば何とかできるのではないかと思えるようになる。

●ありがたい敵をつくる

・「時には導き時には導かれる」という考え方は男女の関係でなく、他のあらゆる親密な人間関係にもあてはめることができる。

・真の友は私に対してありがたい存在であり、敵としての役割も果たしてくれる。

・その対立が、あなたとその人にとって、幸せという「究極の通貨」を与えてくれるものか奪ってしまうものかという視点で考えてみる。

●可能性を信じる

・発展型思考=私たちの能力は柔軟で、生きているうちに変えることができるという考え方。

・もって生まれた知的能力よりも努力を誉める言葉をかけられたグループの生徒の方が、同じ課題をうまくこなし、より幸せを感じた。

●人を伸ばす

・努力やプロセスに焦点をおいてほめる。

・最高の教師から学ぶ

●決断をする

・リスクを冒さなければ成長はあり得ない。成功している会社はどこも山のような失敗をしている。

・ビジネスとは決断だ。決断をしなければ失敗もない。

●安心できる場所をつくる

・「効率的なチームワークは、ゴールが明確で優秀な人材のいる環境下に生まれる。

・「より多くのミスを起こすのではなく、より多くのミスを報告していた。」

・うまく統率されたチームでは「心理的な安全が確保されている」。

・どんな環境の時に、自分の最高の部分が引き出されるかを考える。

●親密な関係をつくる

・素晴らしいセックスとはパートナーへの刹那的な生理学的、肉体的反応から生まれるものではない、それは心と体が合わさって生まれるものです。

 

 

今回最も響いたのは「決断をする」ということ。これは私が今まで、仕事においても私生活においても大きな失敗もせず、かといって革新的なことに挑戦できてこなかったことへの自省の念も含めてです。
リスクを冒さなければ成長はあり得ない。多くの人は失敗をしたくないから決断をためらい、先延ばしにする。しかし、事を成した人間が大成するのに何度も何度も失敗していることは歴史が証明しています。

子育てや普段の生活から自分の仕事に至るまで自分がしていることについてもう一度考えてみて、過去に自分がした決断が原因となった失敗から得た学びや教訓を再認識する必要があると思いました。また人生の可処分時間は少ないので、先延ばしにすること自体が人生にとってリスクとなることを肝に銘じなければならないと思いました。

 

 

 

 

投稿者: Masahiro Ito

サーフィンとマラソンをこよなく愛する自称ソーシャルサラリーマン。 自分自身がメディアとして発信できる新しい時代の波に乗るために奔走中。 伊藤人語では、読書初心者の方にポイントを紹介。 僕が薦める本に興味を持ってもらえればこれ幸いでございます。

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