●悲しみにうちかつ
・以前より人生をずっとありがたく思うようになり、人間関係をよりよいものにして、より打たれ強い人間になることができる。
・「マインドフルネス」とは「自分がしていることを十分に理解し、判断や評価なしに今の瞬間を出来る限り受け入れるようにすること」です。
・瞑想によって生活の質を大きく向上させるためには、定期的に行うことが大切です。
●期待をコントロールする
・生き残ることができたのは、自分たちの置かれている過酷な現実を受け止めながらも、最終的には全てうまくいくだろうと希望を失わなかった人々なのです。
・「やる気が最大となるのは、成功の可能性が五分五分の場合である」
・リストをつくり、5つの目標それぞれに、達成可能なレベルとチャレンジのし甲斐のあるレベルを書き出す。
●自分に優しくする
・特に困難な時期においては、自己信頼感よりも自分に対して思いやりの気持ちをもつ方が効果的である。
・自己愛と他者への愛に違いはない。
・深遠な思いやりとは、利己主義が高度に発達した形態にすぎない。
●成熟する
・齢を重ねることで、知的に感情的にそして精神的に大いに成熟することができる。
・感情や精神が成熟するのに近道はありません。
・失敗や誇りに思っていること、そしてその体験から何を学んだかを尋ね、その話に心から耳を傾ける。
・経験によってしか得られない知恵にただ心を開いて耳を傾ける。
●本来の自分に戻る
・私たちのほとんどはうそをつくことに大きなストレスを感じる。
・信頼する友人に気持ちを語ったり、心に浮かぶあらゆることを日記に書きつけたり、ただ単に自分の部屋で一人過ごしたりする時間を「本来の自分に戻る時間」という。
●「わからない」を受け入れる
・「悪い知らせ」よりも「知らせがないこと」がこわい。
・自分たちの無知を心から受け入れることができたら、知らないものに対する不安を、畏敬や驚きという感情に置き換える準備ができる。
・外へ歩きに出かけましょう。ただゆっくりと時間を過ごすという以外には何も目的をもたずに。
・明日、突然目が見えなくなってしまうかのように思って、全てのものを見る。五感を最大限に使う。
●嫉妬から学ぶ
・嫉妬をしないようにするのは無理だが、その後どのように行動するかを選ぶことはできる。
・負の感情を抑制しようとすればするほど、その感情は激しさを増し、私たちを支配する。
・一旦なにがしかの感情をもったら、その感情をもった理由を必要とする。
・自分の欠点を認めたくない場合、人は他社にも同じような欠点を見つけようとする。
●内なる声を聞く
・最大限の幸せを感じるには、社会的な価値基準にとらわれることなく、自分がしたいと思うものを見つける必要がある。
●自分の感情を理解する
・同一性の法則=あるものはそのもの事態であり、それ以外のものではない。
・物事はそのものとしてあるがままに存在し、誰かが、または世界の全人口が望んだとしても、それを別のものに変えることはできない。
・「あるものはそのもの自体である」ということを認めずに行動すれば、悲惨な結果を招く。
・いま、自分が感じていることを感じるように受け入れなくてはならない。
・人間としての自分を許すための瞑想をする。
・恐れや不安、喜びや幸福感といったいろんな感情を自由にもつようにする。
今回最も刺激を受けたのが「内なる声を聞く」ということ。周りの声や意見は、自分が人生で何をしたいのかの手助けになると同時に自分の内なる声を聞く邪魔になる。最大限の幸せを感じるには社会的な価値基準にとらわれることなく自分がしたいと思うことを見つける必要がある。自分の中で湧きあがってくる感情に素直にしたがうことが、幸福と健全な自己信頼感を育てるのに必要になるということです。周りに気を使ったり、自分を押し殺したりすることは簡単ですが、自分の感情に素直に従うのはものすごく難しいことだと思います。しかし、自己実現、本物の自己信頼感を持ち幸福感を得るには、いわゆる常識や社会的な価値観にとらわれることなく、自分が正しいと思うこと、やりたいと思うことを思いっきりやってみることが大事なのかなと最近気づくようになってきました。