ホンモノ人間とニセモノ人間を見分ける目とは
・付き合う人選びが肝要。
・こういう人はニセモノだ
① 自分の話ばかりする人
② 肩書にこだわる人
③ 私利私欲ばかり考える人
④ 小さな仕事はおろそかにする人
⑤ 先輩との電話を秘書にかけさせる人
・こういう人はホンモノだ
① 相手の話に耳を傾ける人
② サンキューメールをまめに送る人
③ 用のない人に連絡をする人
④ 自分から話しかける
⑤ 自分の考えをもってはっきりと表現できる人
三人のメンターがあなたの人生を変える
・「ティーチャー」と「メンター」。私たちに知識や情報を与えてくれるのが「ティーチャー」。これに対して生きる勇気や人生の知恵を授けてくれる人を「メンター」という。
・人生で挫折を経験したとき、そこから立ち直れるかどうかは二つの大切なポイントにかかっている。ひとつは、自分自身が諦めずに踏ん張れるかどうか。そしてもう一つは生きる勇気を与えてくれ、やり直せ、頑張れと背中を押してくれるメンターがいるかどうかです。
・メンターに相談する際気をつけたい4つのこと
①メンターに頼りっぱなしでなく、自分の意見を持つこと
②素直な心でメンターの言葉に耳を傾けること
③アドバイスをもらったら手紙なりメールなりで遅くとも3日以内に感謝の気持ちを伝えること
④いかなる人に師を求める場合でも、その人にパーフェクトを求めない方がよいということ
よきライバルを持って自分に磨きをかけろ
・コンペティターとライバルの違い。コンペティターは、お互いに競争して、勝った負けたの優劣をつける関係。ライバルとは、切磋琢磨しあえる相手のことをいいます。
・ライバルから学び、ライバルを超えよ。そもそも「ベンチマーキング」とは、最高の事例から学ぶという意味ではなく、学んだ上に超えるということ。
・「比較」は自分をみじめにする。自分自身を見つめ直す。「他人の定規」で計らない。
諌言してくれる人を持て
・ナポレオンも部下のお世辞に弱かった。
・わが身を滅ぼさないための「諌議太夫」。漢から元の時代、太宗を諌め、耳の痛いことを言う職分があった。彼らは諌言しないと逆に職務怠慢だと看做された。
・時にはチアリーダーという心の支えも必要。家族の中に、友人の間に、何人かのチアリーダーを探す。
まとめ
今回のテーマは「人について」。
人間とは、その人が今までの人生で付き合ったことのある全ての人の総和である。人間は付き合う人に少なからず影響を受けます。
だから付き合う人はすごく慎重に選ばなければならないと考えます。
類は友を呼ぶといいますが、マイナス的な思考をする人の周りにはマイナス思考的な人が集まるし、プラス思考をする人はプラス思考の人を引き寄せるように思います。自分の考え方、生き方を変えることで自分の周りに集まってくる人、出会う人、付き合う人も変わってくるのでしょうね。
人について大事なのはまずメンター(師)を持つこと。自分に生きる勇気や人生の知恵を与えてくれる人。私自身まだ人生の師と呼べる人には出会えていないのですが、やはり簡単には出会えない存在のようです。自ら出会いを求めて行動を起こさなければならないと思います。
そしてよきライバルを持つということ。ただ単に勝った負けたの優劣を競う競争相手ということではなく、お互いを切磋琢磨して高めあえる存在を持つということが大事ですね。
そして諫言してくれる人を持つこと。人間は耳の痛いことを言う人を遠ざける傾向にあります。成功し称賛ばかりを受け、讃辞に酔いしれてばかりいると足を踏み外すことになります。自分の思いこみをいさめてくれる存在は非常に重要だということです。
最後に自分のチアリーダーを持つこと。心の支えになってくれる人、自分の味方でいてくれる人。人間は苦言ばかり受けると精神的に落ち込んでしまいます。自分が意気消沈している時にでも応援してくれる人を持ちたいものです。
このような人間関係を成熟させながら、人生は徐々に成熟していくのだと思います。どれも成功や幸福感には欠かせない人間関係であり、自分が行動して見つけていくものだと思います。これからの人との出会いが楽しみになりますね。