エッセンシャル思考とは何か−エッセンシャル思考


エッセンシャル思考と非エッセンシャル思考

・エッセンシャル思考とは、まさに「より少なく、しかしより良く」を、極めて簡潔に言い表している。

・エッセンシャル思考は、より多くのことをやりとげる技術ではない。正しいことをやりとげる技術だ。

・エッセンシャル思考の人は、適当に全部やろうとは考えない。トレードオフを直視し、何かを取るために何かを捨てる。

・エッセンシャル思考は、自分の選択を自分の手に取り戻すための道のりである。それはあなたに、これまでとはくらべものにならないほどの成功と充実感を与えてくれる。

・自分に正直に生きるというのは、単にわがままになることではない。不要なことを的確に見定め、排除していくことだ。そのためには、無意味な雑用を断るだけでなく、魅力的なチャンスを切り捨てることも必要になる。

選択ー選ぶ力を取り戻す

・選択とは行動なのだ。与えられるものではなく、つかみとるものだ。

・私たちは長い間、選択の外的側面(どんな選択肢があるか)にばかり目を向けて、選択の内的側面(選ぶ能力)を見過ごしてきた。

・エッセンシャル思考の人は、選ぶ力を無駄にしない。その価値を理解し、大切に実行する。選ぶ権利を手放すことは、他人に自分の人生を決めさせることだと知っているからだ。

ノイズー大多数のものは無価値である

・努力は大切だ。だが、努力の量が成果に比例するとはかぎらない。がむしゃらにがんばるよりも、「より少なく、しかしより良く」努力した方がいい。

・努力の量と成果が比例するという考え方を捨てたとき、エッセンシャル思考の大切さが見えてくる。

・仕事の出来る人が往々として壁にぶつかるのは、「全部やらなくては」という思考から抜け出せないためだ。だがエッセンシャル思考を身につければ、本当に重要なものを正しく見分けることができる。

トレードオフー何かを選ぶことは何かを捨てること

・トレードオフを無視するととんでもない損失が待っている。

・非エッセンシャル思考の人は、トレードオフが必要な状況で「どうすれば両方できるか?」と考える。だがエッセンシャル思考の人は、「どの問題を引き受けるか?」と考える。

・エッセンシャル思考の人は、トレードオフを当たり前の現実として受け入れる。

 

 まとめ

日々忙しく毎日を送っていませんか?
僕も一日を振り返ったときに今日は何をしてたのか。。と情けなくなるときもあります。

「忙しいことはいいことだ」という人もいます。

でも、それは生産性が悪いことを正当化していることになっていませんか?

忙しく仕事をする追われる時間を浪費し、もっと自分のやりたいことに時間を投資する時間を削っていることになります。

ではなぜ僕たちは忙しいのでしょうか?
そこには非エッセンシャル思考の罠があるからなのです。

「すべてやらなければならない」
「完璧にやらなければならない」
「努力しなければならない」

これらの考えにとらわれていませんか?

エッセンシャル思考とは何なのだろうか?
それは主体的に選択し、余計なものを見極め、切り離す思考。

僕らの仕事や生活の中には無駄なものが多すぎるんです。
一度立ち止まりトレードオフすべきものを捨てる選択をすべきなんですね。

 

 

 

投稿者: Masahiro Ito

サーフィンとマラソンをこよなく愛する自称ソーシャルサラリーマン。 自分自身がメディアとして発信できる新しい時代の波に乗るために奔走中。 伊藤人語では、読書初心者の方にポイントを紹介。 僕が薦める本に興味を持ってもらえればこれ幸いでございます。

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