失敗に落ち込むことは失敗以上の失敗である
・短期的な失敗は、そこから得た教訓を次に活かし、それを長期的な成功の土台にすることができれば、失敗ではなくなる。
・我々の持っている過去は、記憶によって構築されたものに過ぎない。過去の記憶は自分の中で再構築することができる。
明日のために、今日を犠牲にしない
・人生においては、今日のこの瞬間が、実は結果なのだ。過程自体も結果であり、瞬間瞬間が結果なのである。
・すべての瞬間を楽しむとは、言葉を換えれば、自分を大事にするということである。
ネガティブな要素を徹底的に洗い出す
・人をコントロールすることはできない。にもかかわらず、どうにかして折り合いをつけようとして、悪戦苦闘する人がいるのだ。
・環境に対してすべきことは、むしろ事前の対策である。ネガティブな結果をもたらす可能性が起き得る要素を、徹底的に洗い出しておくのだ。
思い出せないときは、自分の記憶に対して尋問する
・忘れてしまったときは、自分の記憶に対して尋問するのだ。どうしてお前は思え出せないのかと追求するのだ。
・記憶力を高めていくには、自分が忘れたことに対して、すぐに何かのソースに当たるのではなく、自分を責めることだ。
そうすると、その時は思い出さなくても、二、三時間後に、いきなり出てきたりする。
無意識の中で考え続けた結果が直感である
・無意識の中で思考をずっと積み重ねてきた結果が、インスピレーションだと思うのだ。
思い続けた結果、何かが出てきた、ということである。
・もしインスピレーションを求めたいなら、脳に指令を出しておくことだ。
意識的に発信しておけば、脳は無意識の中で勝手に働いてくれる。
付加価値こそが自分の存在意義であると考えよ
・いろんな側面から見ることは、極めて重要なことだ。
そして、いろんな側面から見るとは、自分で付加価値をプラスする、ということである。
・自分の存在意義は、自分の付加価値なのだ。聞いて終わるのではなく、聞いたことによって、何かを生み出すことが自分の存在意義なのである。
レシピをたくさん読んでも一流のシェフにはなれない
・知識は知識でしかない。その知識を理解し、知識をある目的に向けて組み立て、さらに新たな知識を生み出すのが、知性である。
・そして知性に体験が加わると、その知性は知恵へと昇華されていく。
・行動の伴わない思考は無力で、思考の伴わない行動は空虚であるように、自己の解釈を通じた思考を錬磨し、その思考を行動に移し、その結果への省察を心がけることが自己成長には必要なのだ。
まとめ
失敗をおそれて動けないということはよくあると思います。
過去に「失敗した」という痛い記憶があるから「同じ失敗をなぞるわけにはいかない」という決意からくるものなのかもしれません。
果たしてその「失敗」は本当に失敗だったのでしょうか?
過去の失敗は現在においては成功の種だったということも考えられるのです。
それに過去の時点の未熟な自分だから失敗をしたが、今現在の成長した自分ならそれを乗り越えられる可能性があるかもしれない。
過去への解釈を「今現在」という時間軸に置き変えることで新たな発見があるかもしれないですよね。