仕事は向こうからやってくる
・仕事と私生活が分離されてしまったことは、現代の悲劇のひとつといえます。
多くの人たちにとって、毎日の生活に一貫性がなく、相互に無関係な活動を次々にするだけになってしまいます。
・理想の職業人生とは、自分が生まれ持ったあらゆるワクワクをひとつ残らず日々の生活に生かして、社会に多大なる貢献をする。
人生の選択は、自分がこの世に生きる目的である「あなたの存在意義」に沿って行うので、バランスのとれた一貫性のある生き方ができる。
・ワクワクに根ざした自分らしい生活を始めると、仕事やチャンスが私たちのところに呼び寄せられてきます。
仕事を自分らしい生き方の延長として考えると、仕事をわざわざ探しに出かけなくとも、仕事が向こうからやってくるのです。
・仕事を辞めさせられることはあっても、ワクワクにあふれた情熱人生から解雇されることはないのです。これがソースにおける職業の定義です。
・「ソース」の方法論のひとつに「好きなことのまわりをうろつく」というものがあります。そうすると新しい仕事にであえることがあるのです。
ワクワクの本質
・自分のワクワクを本質までにさかのぼると、自分がどの部分に夢中になるのかが理解できます。
・具体的な形に対する執着を捨てると、本質が見えてきて、選択肢が広がります。表面の形ではなく、「ワクワクの本質」に目を向ければ、もっと楽にワクワクが暮らしの中に入ってきます。
・自分が本当に望んでいることが本質レベルで自覚できると、選択肢が増え、実現の可能性が飛躍します。
自分の夢が何かを得る手段なのか、「こうありたい」という自分の姿を求める本質的なものか、検討してみましょう。
・あるひとつのワクワクにフォーカスを当てて仕事を決めてしまうと、何か自分と合わない部分が出てきてしまう可能性がありますが、複数のワクワクを組み合わせると、よりあなたの本質的な仕事に近づけます。
・現在のあなたがどんな状況にあるとしても、やるべきことはひとつです。自分のワクワクにマッチした「ワクワクの本質」をできるだけ多く生活に取り入れましょう。そうし始めると、おもしろいことに、自分がどんな人生を送りたいのかがますます鮮明になって、新しいアイデアが次々に浮かんできます。
ワクワクすることをしていれば、お金は自然についてくる
・とにかく朝から晩まで一生懸命自分の夢やワクワクを追いかけましょう。自分の好きなことやワクワクすることを中心にした生活をするようになると、その度合いに応じて、夢の実現を助けてくれる機会や人物があなたの前にどんどん現れます。
・まわりの人の目には失敗しているように映っても、夢を追っている本人は心が満たされています。同じ苦労をするにしても、こちらのほうが何倍も楽しい苦労です。
・まず夢を持たねばなりません。夢というのは、あなたのワクワクや好奇心、関心、夢中になっていることなどの集合体から生まれます。
・自分が何をしたいのかが一点の疑いもなくわかれば、それをいつどこでどのように実現すればよいか、自然にわかります。
・仕事と私生活の区別がつかないほど仕事が大好きな人は決して退職しません。
プラス因子とマイナス因子
・人生を変え、人間として成長したいと思うときに大切なのは、どんな活動や人物が自分の願望の達成を手伝ってくれるか、そしてどんな活動や人物が目的の邪魔をするかを見分けることです。
・自分が使った時間やエネルギー(体力と気力)に対してどのような見返りがあるのかを検討するという意味で、投資収益率を考えることです。
私たちが本当に所有しているのは、自分の時間と自分のエネルギーだけだからです。
・現在の生活を振り返って、できるだけたくさんのプラス因子を生活に取り入れましょう。
そしてマイナス因子やどっちつかずのゼロ因子はさっさと取り除くのです。
・マイナス因子やゼロ因子を取り除いてしまうと、ありのままのあなたを受け入れ、目的意識や元気を与え、生活を豊かで楽しいものにしてくれる活動や人物だけが残ります。
・表面上華やかなものではなく、自分を元気にしてくれるものや、自分の存在価値を感じられるようにしてくれるものを追いかけなさい、ということです。
まとめ
あなたは自分自身のワクワクの本質について遡ったことがありますか?
多くの人は毎日の忙しい仕事の中に追われそれどころではありませんよね。
私もそうでした。そんな暇はないっ!って感じでした。
愚痴を吐きながら忙しい忙しいと文字通り心をなくしているとワクワクの本質どころか日常生活でワクワクすることすらなくなってしまいます。
そして、そのまま齢を重ねていってどんどん思考が硬直化していってしまいます。
ワクワクを追い求め、常に変化をし続ける人と考えが硬直化して行動も狭まっていく人。
二者の人生における充実感の差は開いていくばかりです。
どんなに忙しい環境におかれていても、自分と向き合う時間ほど重要なものはないと思います。
自分と向き合い、自分の中で本当にワクワクすることは何なのかということを自分に問いかける時間には大きな価値があります。
ワクワクすることが何なのかが自覚できれば、今まで苦しいと思っていた仕事にもワクワクの要素を見つけられるかもしれません。
「好きなことのまわりをうろつく」ことでワクワクがあなたを探し当てるかもしれませんね。