■このセミナーに参加した理由
・読書を通して様々な知識を得てきたつもりだけれども、自己啓発中心の本選びになり自分の知識に偏りが出てきたことを反省。
・新聞紙上などで、年金や税のことを盛んに目にするものの、上辺だけをさらっと読むような形になっていて実際よくわかっていない。
・つまり自分は一般的な知識になると強いけれど、もっぱら専門的なことになると目を背ける傾向がある(汗)。
そんな自分の弱点を克服したい!そんな思いも込めてセミナーに参加。
■セミナースタート
講師はこの方、西野浩樹さん。
友達でAFP認定のファイナンシャルプランナー兼個人投資家。
西野さん曰く、幸せには4つの要素がある。
つまり、幸福度=健康×自由になるお金×自由になる時間×人間関係ということです。
ですよね、幸福ってやっぱりこの4つが一つでも欠けると感じることができないですよね。
たとえどれか一つがすごく大きくても、ひとつでもマイナスであれば総じて幸福感を感じることなんてできないものです。
そして今日はお金のセミナーということもあり、可処分所得を増やすことに話は集約されます。
■可処分所得を増やす方法
①収入を増やす
②支出を減らす
③お金に働いてもらう
可処分所得を増やす、そのためには3つの方法がある。
スキルがなくても、知識さえあれば簡単にできるのが②の支出を減らすこと。
そして今日の話の内容は支出を減らすことにフォーカスされました。
■源泉徴収表って?
西野さん作成の一目で分かる源泉徴収票の図。
うーんなるほど「総支給額」ってとっても大事なんですね〜
「差し引き(手取り)」しか気にしてなかったように思います。。。
■控除って?
控除には「税金チーム」と「社会保険チーム」の2チームがある。西野さんは語ります。
社会保険チームのメンバーには
・健康保険
・厚生年金
・雇用保険
・介護保険
そして税金チームのメンバーには
・住民税
・所得税
がいるそうです。
まず、社会保険料チームについてまとめてみよう
①健康保険料
・標準報酬月額(4月〜6月給与の平均)×0.0485
・25万円の人ならば、12.125円の掛け捨て
健康保険証は7割引カード!
つまり、たくさん使わないと損なようだ。
②厚生年金
・標準報酬月額×0.0856
・厚生年金に国民年金も含まれている。
・最低25年が必要
・受給する場合は3つある(老齢・障害・遺族)
国民年金未納なんて結構新聞で話題になり、老齢年金にばかりスポットが当たるけれど、障害・遺族年金って凄く大事!
③雇用保険
・失業保険のこと
④介護保険
・40歳以上65歳未満が負担
・総支給額×0.0105
・要支援度・要介護度に応じて支給
以上が社会保険料チームメンバーの紹介だ。
続いて
税金チームの紹介
あなたが納める税金は住民税か所得税どちらが高い?の質問に
庶民は住民税が多いとの答え。所得税をたくさん納めたいものだ。(笑)
①住民税
・地方自治体に納める
・都道府県税4%+市町村税6%=10%
・翌年課税方式・翌年6月から
②所得税
・年間課税方式・毎月仮払い
・上手のような構成になっており、
収入から給与所得控除を引いたものを所得、
所得から各種控除をひいたものが課税所得、
課税所得に対してかかるのが所得税。
この各種控除というものが、増やすことが可能な部分であり税による支出を減らすことの出来る部分であるのだ
では各種控除についてみてみよう。
■各種控除を増やして減税する
各種控除には
・生命保険控除
・医療費控除
・ふるさと納税
・受託ローン控除
があるそうだ。
キングオブ減税と呼ばれるのは住宅ローン控除だそうだが、
家を持っていない私が最も着目したのが、ふるさと納税だ。
これは自分のふるさとに限らず、地方自治体に寄付をすることで控除を得る方法だ。
40000円の寄付をすると、税の軽減額が36950円。実質支払額は3050円だということだ。
しかも支払額を超えるような、その土地土地の名産が頂けるというのだ!なんて仕組みだ!!
上の写真は西野さんがお勧めする、紋別市のかに、佐賀県玄海町の佐賀牛など♪
■まとめ
今回自分が常識的なお金の知識や教養が欠如していることを、思い知らされた。。。
でも、これに気づけたことはまた新しい自分の成長のチャンス。
今年はファイナンシャルリテラシーを身につけることを目標に勉強していくことにしようと誓った一日でした(^_^)
最後に西野さんが締めくくった言葉を紹介しておこう!
資本主義社会とは。。。賢くない人から賢い人にお金が流れる仕組み。
つまり、
資本主義社会の根幹をなす金融の仕組みを知らなければ、
それまで汗水たらして働いて得た賃金が、
自分たちの資産からあっという間に流れ出てしまう仕組み。